いつもはビールやワインを楽しんでいるけれど、日本酒にも挑戦してみたい…。
そんな人に、夏はうってつけの季節です!
夏が日本酒デビューに向いている、3つの理由
① 夏は吟醸酒が美味しい
日本酒は、「普通酒」「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」といった種類に大別されます。
日本酒を始めて飲む人にとっては、この言葉だけで敷居が高い気がしてしまうかも知れませんね。
この中で、特に日本酒初心者にオススメなのが、吟醸酒です。
吟醸酒は、「これが日本酒?」と驚いてしまうようなフルーティな香りが特徴です。
爽やかで軽やかな喉越しは、まさに日本酒デビューにピッタリです。
そして、この吟醸酒が最も美味しく飲めるのが、夏。
と言うのも、吟醸酒は、熱燗にするよりも冷酒にした方が飲みやすく、旨味が増すからです。
暑い夏の渇いた喉に、冷えた初めての吟醸酒。
いよいよ本当の、粋な大人への道が開いたようです。
② 日本酒に合う旬のものが豊富
日本酒を初めて飲むときは、すきっ腹は避けたいもの。
お腹が空いているところに日本酒を入れると、肝臓への負担も大きくなってしまいます。
美味しい旬の肴と一緒にゆっくりと頂けば、初めからペースを乱されることもありません。
夏は、日本酒に合う旬のものが美味しい季節。
冷奴、刺身、夏野菜のサラダ…と手軽に用意できる旨い食材が豊富です。
美味しいつまみを食べながら、じっくりと味わいつつ飲む日本酒は絶品。
次の日に影響するような悪酔いの心配もありません。
これなら初心者でも、安心して日本酒に挑戦できますよね。
③ 日本酒ロックが楽しめる
暑い夏は、氷の入ったロックが美味しい季節です。
夏は日本酒をロックで飲む、と聞いたら少し違和感を持つ人もいるかもしれませんね。
日本酒ロックは邪道?
そんなことはありません。
実は、日本酒ロックこそ、ツウの人が好む飲み方。
口当たりがよく、酔い醒めの良さが人気の秘密です。
そう、何より、初心者にこそ相応しい小粋な日本酒の飲み方なのです。
日本酒デビューを尻込みしている人に理由を尋ねると、
アルコール度数の高さを気にしている人が多いことに気づきます。
そんな人にこそ、ロックは最適。
この夏は、氷を入れて、アルコール度数を抑えて飲んでみてはいかがでしょうか。
それでも、まだ少し不安な人には、和製「サムライロック」がオススメです。
和製サムライロックの作り方は簡単。
グラスに大きめの氷を入れます。
日本酒に、かぼす・すだちをぎゅっとひとしぼり、後はマドラーで掻き混ぜるだけです。
お洒落なSAKEカクテルの出来上がりです。
日本酒が初めてであっても、思わず「旨い!」の一言が…。
この夏、日本酒との素敵な出会いが、あなたを待ち受けています!